エンジニア転職エージェント徹底比較7選(2026年版)
30代エンジニア向けの主要転職エージェント7社を、年収レンジ・専門性・サポート方式の3軸で比較。実体験と公開データから、組み合わせ戦略まで踏み込んで解説。
ketree 編集部
目次 タップで開く
- 01 1. エージェント選びの3軸
- 02 2. 7社比較サマリー表
- 03 3-1. ビズリーチ — ハイクラス・スカウト型の代表格
- 04 3-2. Findy — エンジニア特化・GitHub評価型
- 05 3-3. レバテックキャリア — エージェント型・エンジニア特化
- 06 3-4. doda エンジニア IT — ハイブリッド型・案件数最大級
- 07 3-5. マイナビIT エージェント — 20代後半〜30代前半に強い
- 08 3-6. Geekly — IT/Web/ゲーム特化・案件幅広い
- 09 3-7. JAC Recruitment — 外資・グローバル特化
- 10 4. 組み合わせ戦略 — 3グループから選ぶ
- 11 5. エージェントを使う前に「型」を作る
- 12 6. まとめ — 今日できる1アクション
エージェントの登録ボタンを開いては閉じる。1週間で3回繰り返した。「ハイクラス」「年収UP」が並ぶ言葉のどれが本当か、判断材料が無い。
「全部登録すればいい」は 5社目で管理が破綻する罠 だ。1社に絞れば、年収帯と専門性のどちらかが必ず穴になる。
この記事を読み終えれば、自分に合う3〜4社が10分で決まる。30代エンジニアを軸に、年収 ¥600〜1,500万 で使われる主要7社を 年収レンジ・専門性・サポート方式 の3軸で比較する。
1. エージェント選びの3軸
「結局、どこが一番いいのか」と聞きたくなる。だが1社で全てを満たす万能型は存在しない。
各社には「強い年収帯」「強い専門性」「強いサポート方式」があり、1社では穴が埋まらない。
- 年収レンジ: ¥1,000万以上 はビズリーチ・Findy・JAC、¥600〜1,000万 はdoda・マイナビIT・Geekly、¥400〜700万 はレバテック。現年収 +¥200〜300万 を狙うと年収UPの確率が最も高まる
- 専門性: エンジニア特化型(Findy / レバテック / Geekly)、総合型(ビズリーチ / doda / マイナビ)、コンサル・外資特化(JAC)
- サポート方式: エージェント型(doda / マイナビIT / レバテック / Geekly / JAC)、スカウト型(ビズリーチ / Findy)、ハイブリッド型(doda)
専門型1社+総合型1社の組み合わせが、母数と質のバランス を取る基本形。スカウトとエージェントの併用がリスクヘッジの基本だ。
ここまでの要点
- 選ぶ軸は 3つ(年収・専門性・サポート方式)
- 万能型は存在しない、組み合わせで埋める
- 専門型 × 総合型が黄金ペア
2. 7社比較サマリー表
| サービス | タイプ | 年収レンジ | 専門性 | 強み |
|---|---|---|---|---|
| ビズリーチ | スカウト | ¥800〜1,500万 | 総合(IT強い) | ハイクラス・スカウト数最大級 |
| Findy | スカウト | ¥700〜1,500万 | エンジニア特化 | GitHub評価・マッチング精度 |
| レバテック | エージェント | ¥500〜1,000万 | エンジニア特化 | SES/受託・フリー併用可 |
| doda IT | ハイブリッド | ¥500〜1,000万 | 総合(IT強い) | 案件数最大級・検索も可 |
| マイナビIT | エージェント | ¥500〜900万 | IT特化 | 20代後半〜30代前半に強い |
| Geekly | エージェント | ¥600〜1,200万 | IT/Web/ゲーム | 案件幅・業界理解度 |
| JAC | エージェント | ¥800〜1,500万 | コンサル・外資 | 外資・グローバル案件 |
3-1. ビズリーチ — ハイクラス・スカウト型の代表格
「現職¥800万、もう一段上に行きたい」——その層に最適なスカウト型サービス。経歴を登録すると、企業と提携ヘッドハンターの双方からスカウトが届く。求人の 3分の1が年収¥1,000万以上、参画企業 7,800社以上。30代エンジニアで 月20〜50通 のスカウトが目安だ。
- 強み: ハイクラス案件が豊富、ヘッドハンター経由で非公開求人にアクセス可
- 弱み: プレミアムステージ ¥3,278/月 で開放される機能がある
- 向いている人: 30代後半〜40代、現年収¥800万以上で +¥200万 を狙う層
- 向いていない人: 経験3年未満で年収¥500万以下の層
スカウトの量は多いが質はピンキリ。具体的な企業名・ポジションを最初に明示するスカウト を優先するのが効率的だ。
3-2. Findy — エンジニア特化・GitHub評価型
「コードで評価されたい」エンジニアの本命。GitHubのアクティビティを偏差値化 して企業側の評価指標として使う独自モデルが特徴だ。公式公表で平均年収アップ額 ¥150万、想定年収 ¥700万〜¥1,500万 のレンジが中心。
- 強み: 書類通過率が他媒体より明らかに高い、技術偏差値で事前判断されてから声がかかる
- 弱み: GitHubアクティビティが少ないと評価が出ない、SES・受託案件は少なめ
- 向いている人: 自社開発でモダンな技術スタックを使う、GitHubで発信しているエンジニア
- 向いていない人: GitHub活動がほぼゼロ、SES・受託メインの人
同じ職務経歴書でも、Findy経由の一次面接通過率は他媒体の 1.5〜2倍 という声が多い。
3-3. レバテックキャリア — エージェント型・エンジニア特化
エンジニア・クリエイター特化のエージェント型。正社員転職とフリーランス転換の両方 を視野に入れたい人と相性が良い。
- 強み: 技術理解の深いキャリアアドバイザー、SES/受託/自社開発の幅広い案件、提示額から +¥50〜100万 の交渉成功例多数
- 弱み: 担当者の力量にバラツキあり、年収¥1,200万超のハイクラス層は他社が強い
- 向いている人: 30代前半〜中盤、年収 ¥500〜1,000万 のレンジ、フリーランス転換も検討する人
3-4. doda エンジニア IT — ハイブリッド型・案件数最大級
エージェント型と検索型を併用できるハイブリッドサービス。公開求人20万件超のうちエンジニアIT領域だけで5万件超 という規模だ。
- 強み: 検索型と推薦型の両方を使える、業界全体のレンジを広く把握できる
- 弱み: 担当エージェントとの相性が出やすい、案件数が多くフィルタリング工数が必要
- 向いている人: 30代エンジニア全般、業界を広く比較したい人
dodaは「最初に登録するエージェント」として最適。市場のリアルなレンジ感を掴んでから、ビズリーチ・Findyを追加する流れが効率的だ。
3-5. マイナビIT エージェント — 20代後半〜30代前半に強い
「初めての本格的な転職活動が不安」——その層を最も丁寧にサポートするエージェント型。20代〜30代前半(経験 3〜7年帯)のエンジニアに強い。
- 強み: 第二新卒〜30代前半に強い、大手企業の案件も豊富、対応が丁寧
- 弱み: 30代後半〜40代のハイクラス層は他社が強い、フリーランス転換は対応外
- 向いている人: 経験3〜7年で初の本格的な転職活動、大手企業も視野に入れる人
3-6. Geekly — IT/Web/ゲーム特化・案件幅広い
IT/Web/ゲーム業界特化のエージェント。Web系・ゲーム業界の案件 が公開+非公開で合計 1万件超。
- 強み: Web系・ゲーム業界特化、担当者の業界理解度が高い
- 弱み: 大手SI・受託系は他社が強い、東京・大阪以外は案件少なめ
- 向いている人: Web系・ゲーム業界志望、年収 ¥600〜1,200万、東京・大阪エリア
3-7. JAC Recruitment — 外資・グローバル特化
外資系・グローバル企業に強いエージェント型。英語ができるエンジニアの選択肢 として有力。
- 強み: 外資・グローバル案件多数、ハイクラス層(¥1,000万超)に強い、バイリンガルの実績豊富
- 弱み: 日系企業中心の人には案件少なめ、英語要件のあるポジションが多い
- 向いている人: 英語ビジネスレベル以上、外資・グローバル志望、年収 ¥1,000万以上
ここまでの要点
- 7社は 3グループ(ハイクラス / 標準 / Web系特化)に整理可能
- グループをまたいで 2〜3社 選ぶのが正解
- 年収帯と専門性を同時にカバーできる
4. 組み合わせ戦略 — 3グループから選ぶ
「自分はどのパターンか」——年収帯と志向で1つ選ぶだけだ。
エージェントは1社に絞らず、3〜4社の併用が原則。各社の強みが重ならないように組み合わせる。
- パターンA(ハイクラス狙い): ビズリーチ + Findy + JAC Recruitment → 3社合算で月 50〜100通 のスカウト目安
- パターンB(標準レンジ): doda + マイナビIT + レバテック → 案件数最大のdodaで全体感、特化型で個別推薦
- パターンC(Web系特化): Geekly + doda + Findy → 業界特化+全体俯瞰+技術力評価
共通の鉄則
- 同時並行のエージェント数: 3〜4社が上限(5社超で管理破綻)
- 「他社にも登録している」と最初に伝える(紳士的な対応の方が良い推薦が返る)
- スカウトメールは 48時間以内 に返信(鮮度を保つ)
ここまでの要点
- 最適解は 3〜4社併用
- 1社では年収帯と専門性が穴になる
- 5社超は管理コストで破綻
5. エージェントを使う前に「型」を作る
「登録すれば、向こうが頑張ってくれるのでは」——その思考が 5社目の破綻 を呼ぶ。
エージェントを最大限活用するには、自分側の準備が不可欠だ。応募管理・職務経歴書・面接記録・年収交渉を構造化しないと、5社並行で必ず破綻 する。
別記事「30代エンジニアの転職、3社目で破綻する理由と対策」で詳述したとおり、Notionで 5DB(応募企業 / ES / 面接記録 / 90日タスク / 企業評価)をRelationで連動させれば、10社並行でも破綻しない。サンプル3社入りの Notionテンプレート(¥1,980)も用意している。
6. まとめ — 今日できる1アクション
迷ったら、以下の順で登録する。
- doda エンジニア IT — 市場のリアルなレンジ感を掴む
- Findy — 技術力評価で書類通過率を上げる
- ビズリーチ — ハイクラスのスカウトを並行で受ける
- (余力があれば)レバテックキャリア — エージェント型サポートを追加
今日30分以内にやること
- 道具: スマホ or PC、メールアドレス、現職の年収・職務概要のメモ
- 手順: ブラウザでdodaを開く → 職務経歴を 10分 だけ入力 → スキル・希望年収を入れて保存
完璧でなくて構わない。完了後に得られる状態:
- 自分の市場レンジ(最低/中央値/最高)が 数字で見える
- 翌日からスカウトが届き始める
- 次に登録すべき2社目(Findy / ビズリーチ)が判断できる
「型」をNotionで構造化し、3〜4社を併用すれば、3ヶ月で 年収+¥100〜200万 の条件交渉まで到達するのが現実的なゴール。90日後、より良い環境にいることを目指して、まず最初の1社に登録すればいい。
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